こんにちはユージです。
この記事は3月上旬に書いているので、私立はほぼ出揃い、国立も発表が始まったかな、という時期だと思います。
受験が全て終わった人も、まだ後期入試が残っている人も、まずはお疲れ様でした。
疲れた心と体を癒して、季節外れのガリガリ君でも食べて、プレッシャーからの解放を楽しんでください。
さて。
この記事は残念ながら残念な結果に終わってしまった人向けなので、ここからはそのつもりで書いていきます。
なんかスッキリしないよね。
自分の努力が足りなかったのか。
本番であの問題が解けていれば受かってたのに。
なんであんな大学行かなきゃなんないんだ。
5教科も勉強したのに。
小論文対策したのに。
ニッチな単語まで覚えたのに…。
全部本音だと思う。
そして、浪人をせず進学する場合、その進学先には多少なりとも不満があるかもしれない。
その大学に推薦で受かった人や第一志望だった人より、自分の方が頭も良いし努力もしてきた。
確かにその通りだ。
恥ずかしながら僕も、大学入ってしばらくしてからも「俺は〇〇志望だったんだ」ということを心の支えにしていた。
今考えると自意識過剰だったと思う。
進学した大学にも、優秀な人や面白い人、授業はたくさんあった。
でも、受験のことが頭にちらついて、いまいち楽しみきれていなかった。
もったいないことをしたと思う。
新入生であるその瞬間は今しか訪れないし、サークル加入とか履修とか、その時にしかできないこともたくさんある。
ぜひ、それらにもちゃんと目を向けてみてほしい。
仲間との飲み会は楽しいし、バイト先の先輩は可愛い(かっこいい)。

大学の中にも外にも、面白いことはたくさん転がっている。
騙されたと思って、120パーセントの力をそれらにつぎ込んでみて。
大学名なんか気にしないで。
それに、受験をした経験そのものにもちゃんと価値はあったんだよ。
勉強を通じて視野が広がったし、考えられる幅も広まった。
自分の知識や経験を、塾講師や家庭教師のバイトで換金することもできる。
失敗を受け入れ、乗り越えることで他人に優しくなれる。
何より、他にも楽な手段もあった中で、辛い受験に向き合ったんだ。
得たものは、単に結果だけじゃないはず。
さあ、限りある大学生活を楽しむ準備をしよう。
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